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ドールヘアに挑もう!

2011年06月13日

 烏丸家で初めて誕生した異色の神姫・マギ。
 ウェフティングとHアイズを用いて“ドールっぽい”神姫を目指した、悪戦苦闘の記録を残しておきたいと思います。
 この記事によって技術が向上するかは怪しいですが(汗)、自信がなくて踏み出せないでいる紳士・淑女へのせめてもの後押しになれば!

 合言葉は『烏丸にも出来た、あなたにも出来る!』


110613_01.jpg
 肌1の1st素体を使用したかったので、そのダミーヘッドが材料となります。
 で、まず下書きをするんですが…実はこの時の状態をデジカメで撮影するのを失念していたらしくorz
 なのでTwitpicにUPした画像から引っ張ってきました。画質が粗くてすみません…。
 リキテックス(アクリル塗料)のアイボリーブラックをかなり水で薄め、何度もトライ&エラーです。失敗したら水を含ませた爪楊枝でカリカリと削り取って修正。
 アイペイント(といっても下書きですが)は初めてながら、ひたすら描いて削ってを繰り返してなんとか納得できるところまできました。
 画像ではわかりにくいですが、削りきれない細かい塗料が残って汚くなってしまっています。でもラッカーうすめ液を使えばキレイになりますので大丈夫。





110613_02.jpg
 眼球部分に沿って穴を開けます。ハンドドリルとデザインナイフと彫刻刀と度胸と気力で!
 無事に開いたら軽くヤスリがけし、仕上げにガタついてる断面をVカラーシンナーで整え…たかったのですが、近くにVカラシを扱ってる店舗がなく泣きそうになりました(おい
 それをTwitterで嘆いていましたら、jerkyさんから「クレオスのツールクリーナーで代用できるかも」との情報を頂いて九死に一生! ありがとうございます(つД`)
 ついでにアイが入るスペースを確保するため、この時点で顔の裏側も削っておきました。100均リューターフル活用!

 加工が終わったら、まず水で下書きを落とせるだけ落とします。残った塗料はホームセンターで購入しておいた『ラッカーうすめ液』を綿棒につけ、ササッと撫でてあげますと…塗料が落ちてキレイになっているのがお分かり頂けますでしょうか。





110613_03.jpg
 さてお次はアイの加工に移るのですが…実は計画段階ではAmberさんがfgにて公開されている方法を用いるはずでした。
 んが! 準備していたパールビーズにスポンジヤスリをかけてみたところ、なんと半透明の下地が出現Σ(´Д`;)
 どうやらパールビーズにも色々あるようです…





110613_04.jpg
 他のパールビーズを手当たり次第に買ってみてもよかったんですが、今回はAK-GARDENまでに間に合わせるという目標があったので、仕方なくガイアカラー(ラッカー塗料)のアルティメットホワイトを塗って対応。
 あとは手順通り、眼球加工→プラ棒(瞳)加工→リキテックスで着色、と進みました。
 塗料が乾いてから、穴を開けた顔とのバランスを確認…





110613_05.jpg
 …している最中に、何か嫌な感触がほんの僅かに手から伝わってきました。
 紫色の目のほうに塗ったホワイトが欠けてる…orz こうなるとこの先、遠からずどこかしら剥げてくるのは明白です。応急処置は所詮応急処置ということでしょうか…。

 打開策を求めて激しくテンパっていた烏丸の目に飛び込んできたのは、作業中ずっとドールアイの見え方の参考にさせて頂いていた、minamoさんちのチッセさん。
 もしや! と思いfgを探してみましたら、minamoさんも『Hアイズ』を用いたドールアイ風加工技術を公開されているじゃありませんか!
 さっそくminamoさんに技術利用を申し込むと、ふたつ返事でゴーサインをもらえてしまいました…感謝感激(つД`)





110613_06.jpg
 了承を得て即作業再開です。
 家で埋もれていたHアイズの5mmを引っ張り出し、ガイアカラーで塗装しました。

・右目
瞳孔:純色マゼンタ+クリアーイエロー+クリアーブラック=黒に近い濃い茶色
虹彩(上半分):純色マゼンタ+クリアーイエロー=茶色
虹彩(下半分):純色マゼンタ+クリアーイエロー+光沢クリアー=薄めた茶色

・左目
瞳孔:クリアーパープル+クリアーブラック=黒に近い濃い紫色
虹彩(上半分):クリアーパープルのみ
虹彩(下半分):クリアーパープル+光沢クリアー=薄めた紫色

 それぞれの虹彩(下半分)には、さらにできるだけ薄めた白色(アルティメットホワイト+光沢クリアー)をこれまた薄ーく上塗りしています。
 白目部分はアルティメットホワイト、虹彩の輪郭はアルティメットブラックをそのままで使いました。





110613_07.jpg
 アイの乾燥を待つ間に目の周りを描き込みます。
 リキテックスのバーントアンバーを下書きと同じように水で薄めまくり、何度もトライ&エ(ry
 アイホールが開いている分、下書きよりは楽だった気がします。アイホールがバランスとりの指標になってくれるので。ただちょっとイメージより釣り目すぎたかなぁ…ひょっとするといつか修正する日がくる、かも。
 パステル等でお化粧をされる方はこの段階でしてあげて下さい。自分の場合は「…いや、マギは平時から化粧をするキャラじゃなかったなぁ」と思い出してノーメイクでいくことにしました。今思うとナチュラルメイクレベルのお化粧はしてあげてもよかったかしら(´・ω・`)

 満足のいく出来が得られたら、つや消しの水性トップコートを吹いて乾燥させます。
 乾燥後はフェイスの裏側に木工用ボンドを適量塗り、先ほどのHアイズを固定しましょう。表側からボンドがアイにはみ出て見えることのないよう、ご注意下さいね。





110613_08.jpg
 アイとフェイスの乾燥を待つ時間も暇にはなりません。
 今度は後頭部の加工です。ここからは とるつめさんが公開されている技術を教科書に。
 まずはつむじとなる場所に5mmのハンドドリルで穴開けです。
 (フェイス乾燥中につき肌2のダミーヘッドのフェイスでバランスを見てますが気にしないで下さいw)





110613_09.jpg
 そしてウェフティング(ドール用の毛髪)を後頭部の外周からつむじに向かって、螺旋状にボンドGクリヤーで貼り付けていきます。ボンドを塗るのはウェフティングの“耳”(もともと毛が固定されていた部分)ですよー。ヘアについてしまわないよう注意です。
 つむじ付近まできたら貼り作業は一旦ストップ!
 ちなみに烏丸が使用しているウェフティングはドルショで購入したナチュラルブロンドカラーです。店舗ですとアゾンやボークスで買えます。





110613_10.jpg
 次につむじ穴に植えるための毛束を作ります。
 別のウェフティングを糸で縛って用意するんですが、この『糸で縛った部分』がつむじにギリギリ入るぐらいの量に調整して下さい。烏丸は定規と目測でなんとかなりましたので、調整といってもそんなに神経質にならなくて大丈夫です! …たぶん(;´Д`)
 いい感じの量になったら、糸で縛った部分を固めます。自分は最初、瞬間接着剤で固めたんですが、ヘアと接着剤の相性が悪かったのか、固めた付近のヘアが劣化?して“折れ”てしまったので、最終的にGクリヤーで固めました。数本のヘアを使ってお持ちの接着剤との相性を調べてみてもいいかもしれません。
 無事固まったら、ウェフティングの“耳”をカットします。





110613_11.jpg
 準備が整ったら、つむじ用毛束をセイヤー!とつむじ穴に突っ込みます。
 …すいません、そんなに気持ちよくスポッとは入りませんでした(;´Д`) 調色スティックとかを活用してグイグイ入れていきます。
 毛束の糸&接着剤で固めた部分が後頭部表面から見えなくなったらOKです。今度は後頭部裏側からしっかりとGクリヤーで毛束を後頭部に固定しましょう。
 固定し終えたら、残していた後頭部表面のつむじ周りのウェフティングを貼っていきます。教科書通り、最後はウェフティングでつむじ毛束をグイグイ狭めつつ。Gクリヤーがつむじ毛束につかないよう注意して下さいね。…ここは多少ついちゃっても大丈夫ですが。(←経験者





110613_12.jpg
 ここまでくればもうほぼ完成です。
 最後につむじ毛束を中心にお湯をかけて、クシ等で優しく髪型を整えてあげて下さい。何度かお湯をかけることで、ヘアにクセがついてきます。
 お湯かけ時はトップコートを吹いた本命のフェイスを使っちゃいけません! 水性トップコートなので塗装が危ないです。必ず別のダミーヘッドを使用して下さい。
 ヘアがまとまったらいよいよ本命フェイスとのドッキングが待っているわけですが、1st素体のダミーヘッドの場合、おそらくつむじ毛束を後頭部に接着している都合で、無加工ではフェイスをはめ込めません。接着具合に合わせて、フェイス裏上部の凸部分をカットしてしまいましょう。

 ウェフティングの長さそのままですと、たぶん神姫の足元に毛だまりができてると思うのでw 前髪なども合わせて必要な長さに散髪・調整します。自分はとりあえず様子見で、足よりちょっと短くするに留めておきました。チキンですね(;´∀`)
 思い通りの髪型になれば、完成です! お疲れ様でした!





110613_13.jpg
 つたない烏丸の腕を補ってくれたツールたちです。
 『Mr.HOBBY Mr.ツールクリーナー改』は記事中でも紹介しました、jerkyさんによるVカラーシンナー代用品。
 筆のほうは『ウィンザー&ニュートン シリーズ7 No.000』。これは以前に ちのさんがオススメして下さったもので、今回のアイ(周り)ペイントに際していよいよ導入されました。これがなければあの細かいアイ(周り)ペイントやHアイズの塗装はこなせなかったでしょう。ド初心者の自分でもそこそこ見られる出来になったのは間違いなくこの筆のおかげです。筆の力SUGEEEEE!!
 どちらもなくてはならないツールでした。ありがとうございますー!












 工作も裁縫もほぼ初心者な自分からしてみれば、大体の作業が手探りなのですが、その中でも今回の挑戦はまさに体当たりここに極まれりといった感じでしたw
 それでも完成に漕ぎ付けることができたのは、キッカケとご指南の両方を与えて下さったとるつめさんと、軌道修正の道を示して下さったminamoさんのおふたりのおかげです。本当にありがとうございました!!
 また、Twitterで下書きに関してアドバイスを下さった方々にも感謝の念を禁じ得ません。初めての筆入れで不安になっていたところを励まして頂き、ありがとうございました。

 この記事とマギの完成が、とるつめさんとminamoさんへのせめてものご恩返しと、ドールヘア化に気後れしている方への後押しとなることを願っております!(`・ω・´)フ


コメント

  1. まっつん | URL | LD8buFXM

    Re: ドールヘアに挑もう!

    これは俺には無理そうな技術が二つも使われてるwww

    ウィンザー&ニュートンの面相筆は偉大ですよねw

    うちもそれを導入してから描くのが大分楽になりましたw

  2. ちっぽ | URL | GEVCPE0M

    Re: ドールヘアに挑もう!

    自分にはとてもできる気が…!
    じ、実は割りと手先が不器用なので、細かい作業はちのさん任せだったり…(・・;)
    植毛は大変そうですが、できたときの感動は凄そうですねー。
    さぁ次はドールの植毛ですよ!(笑)

  3. 長そで | URL | FoQdGJk.

    Re: ドールヘアに挑もう!

    ドールヘアーやドールアイ、裏で少しずつ進めているらしいことは聞いていましたが、こうして作業の過程を実際に見ると、本当に凄いことにチャレンジされていたのだなあと改めて感心してしまいますね。
    完成、そしてマギさん起動おめでとうございます!
    そこにいるだけで漂ってくるこの神秘性は、まさに烏丸さんの努力の結晶!
    多くの技術を投入され、思い入れも深く、これぞ愛情の塊とでもいうべきマギさんの今後の活躍には期待するしかありませんな!

  4. 祭 | URL | -

    Re: ドールヘアに挑もう!

    植毛、なかなかの作業量ですね。

    ガレキなどでアクリルで瞳を書いたときに、私は表面保護とか水っぽさをだすのに上からプラ用塗料のクリアを一筆厚めに塗って保護しています。
    同じ様な手口が、自作ドールアイにも使えるのではないかなと思いますので、あまったビーズで時間のあるときにでもお試しを。

    >筆
    うちは文盛堂のwoody fitシリーズをずっと使ってますね~。
    種類は何にせよ、相性の良い筆が見つかっておめでとうございますb

  5. 烏丸 賽 | URL | A1dPOS.E

    Re: ドールヘアに挑もう!

    まっつんさん>
    普段からアイリペや工作に邁進しておられる方がなにをおっしゃいますかw
    実は下書きは所持していた中で一番細い筆を使って行ったんですが、No.000を導入した本書きのほうが遥かにやりやすかった…!
    ちのさん一押しの理由を身を持って実感しました、ホントに。


    ちっぽさん>
    普段から(ry
    記事中にもあります通り、多少失敗したってなんとかなります!
    とるつめさんの技法ですと“貼る”のと“突っ込む”作業なので、実際の植毛よりは幾分ハードルが下がっているんじゃないかなぁと思いまする~。
    ちょ、ドールのお迎え予定はありませんですよ!w


    長そでさん>
    構想自体はずっとありましたものの、とるつめさんのあの記事がなかったら果たしていつ実行に移していたことか…(;´∀`)ゞ
    ありがとうございますー!
    マギが誕生したことで、止まっていたり出来なかったりしたあれこれが動かせるようになったので、これからもまったりとご期待下さいw


    祭さん>
    一番時間がかかったのはダミーヘッド内部を削り込むところでした…w
    ドールヘアの“植毛”自体は、おっかなびっくり進むしかない初挑戦さえ乗り越えてしまえば、もっと時間短縮できそうです。
    水性クリアーで目の表現と保護の一石二鳥ですか、なるほどこれは貴重な情報…アイに関する作業をまた行うことになったらぜひ試してみたいと思います、ありがとうございます~(´▽`)
    …あれ、ホワイトが剥がれる前にこうして保護しておけばよかったんj(ry

    皆さんこだわりの筆がございますものねぇ。
    ちのさんが勧めて下さった筆が自分の手に合ってよかったです(;´∀`)ゞ

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